コラム

人事の転職で年収アップは可能?650万円以上を目指すコツ

2026.08.20 管理部門

日々の採用業務や労務対応に追われながら、「業務量に対して給与が見合っていない」と感じている方も多いのではないでしょうか。日々の激務で心も体もすり減っている現状から脱出し、次のステージへ進みたいところです。
結論から言うと、人事職でも、経験やスキルによっては年収アップを目指せます。評価されやすい専門スキルを掛け合わせ、市場を正しく見極めることで、年収500万円や650万円以上の大台も明確に見えてきます。

目次

人事の転職で年収アップ・650万円以上は本当に目指せるのか?

現状の不満:激務と給与のギャップに悩む人事パーソン

「採用枠を埋めるために土日もスカウトメールを送り、平日は労務手続きの書類の山に埋もれる……」そんな風に、目の前のタスクをこなすだけで1日が終わっていませんか?会社の成長を裏で支える縁の下の力持ちでありながら、給与明細を見るたびにガッカリする、というお悩みは非常に多く聞かれます。特に年収400万円付近で足踏みしている方は、業務量に対して正当に評価されていないと感じるのも無理はありません。自分の労働力が買い叩かれているような感覚に陥り、モチベーションを保つのも一苦労でしょう。

年収500万円・650万円の壁を突破するための市場価値

ただし、現在の年収がすべてではありません。人事職は経験領域によって市場価値が大きく変わります。年収500万円の壁、あるいはその先にある650万円という大台を突破するために必要なのは、がむしゃらなハードワークではありません。企業が「どうしてもこの人が欲しい」と企業から高く評価されるスキルのポイントを押さえること、これに尽きます。自分の市場価値を客観的に見つめ直し、戦略的にキャリアの舵を切れば、驚くほどスムーズに年収レンジを引き上げられる可能性があります。

年収が高い人事と低い人事の決定的な違い

比較表:年収レンジ別の業務内容と求められるスキル

人事の年収は、どのような業務を主軸に置いているかで大きく変わる傾向があります。以下の表で、その違いを見てみましょう。

年収レンジ 主な業務内容 求められるスキル・役割
年収400万円台 給与計算、社会保険手続き、定型的な面接対応 定型業務の正確な遂行、オペレーション能力
年収500万円〜600万円 中途・新卒採用の企画、研修制度の運用、現場の課題ヒアリング 採用マーケティング、課題解決力、能動的な動機付け
年収650万円以上 人事制度設計、評価制度の改定、HRBP、経営層への戦略提言 経営戦略への紐付け、チェンジマネジメント、数字に基づく変革

評価される「攻めの人事」と評価されにくい「守りの労務」

表からも分かるように、人事の年収は担当業務の領域によって差が生じる傾向があります。給与計算や社会保険手続きなどの労務業務は企業運営に欠かせない重要な役割ですが、定型化しやすい業務も多いため、経験だけで大幅な年収アップを実現するのは簡単ではありません。
一方で、採用戦略の立案や人事制度の設計、組織開発などの業務は、企業の成長や経営課題の解決に直結するため、市場で高く評価される傾向があります。特に経営層と連携しながら組織づくりを推進できる人材は、より高い年収帯のポジションで求められるケースが多くなっています。

人事が転職で年収アップを果たす3つの具体策

1. 採用・制度設計など「コア業務」の実績を積む

まず着手したいのが、職務経歴書に書いたときに一目で「おっ」と思わせるコア業務の実績作りです。単に「面接をやりました」ではなく、「スカウトの返信率を15%から30%に引き上げ、エンジニア5名の採用に成功した」といった具体的な数字を残しましょう。また、社内の評価制度や賃金改定のプロジェクトが立ち上がったら、迷わず手を挙げて参画することをお勧めします。会社の根幹に関わる制度設計に携わった経験は、転職市場において評価されやすい経験になるでしょう。

2. 同業種×大手企業、または成長産業(IT・スタートアップ)を狙う

「どこで戦うか」という転職先の選び方も、年収を大きく左右します。同じような仕事をしていても、業界の利益率や企業の規模が違えば、給与ベースそのものがガラリと変わります。狙い目は、資金が潤沢な大手企業か、あるいは人が足りなくて困っているIT・スタートアップなどの成長産業でしょう。特に急成長中の企業は、組織の拡大スピードに人事が追いついておらず、多少高年収を払ってでも即戦力の人材を引っ張りたいと考えています。産業の波に乗ることで、年収アップにつながる可能性があります。

3. 英語やM&A対応など「希少性の高いスキル」を掛け合わせる

さらに頭一つ抜け出すためには、スキルの「掛け算」を意識してみてください。例えば、「人事×英語(グローバル採用対応)」や、「人事×組織再編(M&Aに伴う制度統合経験)」といった組み合わせです。これらができる人材は、市場にほんの一握りしか存在しません。ライバルが少ない場所で戦うことになるため、企業側も破格の条件を提示せざるを得なくなります。自分の得意分野に何か一つ、専門性を掛け合わせることで市場価値を高められます。

人気が転職で年収を上げるメリットと知っておくべきリスク

年収アップのメリット:裁量の拡大とキャリアの好循環

転職によって年収が上がると、より裁量の大きい業務を任される可能性があります。高年収を提示する企業は、あなたを「プロフェッショナル」として扱うため、必然的に大きな裁量が与えられるでしょう。自分のアイデアで組織が変わり、人が生き生きと働き出す快感は、何物にも代えがたい経験となります。そこでさらに実績を作れば、次のキャリアでさらに上のステージを目指せるという、素晴らしいキャリアアップを実現することができます。

注意すべきリスク:成果主義のプレッシャーとミスマッチの罠

年収650万円以上のポジションともなれば、それ相応の「成果」がシビアに求められる覚悟が必要です。「年収は上がったけれど、毎日数字のプレッシャー」「経営陣との足並みが揃わず、空回りして孤立してしまった」という失敗談も少なくありません。転職先の企業文化や、期待されている役割が自分のスタイルと本当に合致しているか、契約書にサインする前に石橋を叩いて確認する慎重さも忘れないでください。

【自社事例】泥臭いルーティンから脱出し、年収650万円を掴んだAさんの成功ストーリー

ここで、私たちが支援した転職成功事例を一つご紹介しましょう。前職では中堅製造業で、毎月の給与計算とルーティン化した新卒採用業務に追われていたAさん(31歳)。当時の年収は420万円で、終わりのない作業に追われる毎日に心身ともに限界を迎えていました。
Aさんは現状を打破すべく、弊社のカウンセリングを通じて「採用プロセスの効率化実績」を徹底的に棚卸しすることから始めました。その強みを引っ提げ、急成長中のITベンチャー企業への転職を果たします。入社後は、単なる採用担当に留まりがちだった殻を破り、現場のエンゲージメントを高めるための新評価制度の導入を主導。その結果、入社2年目にして見事、年収650万円を達成したというわけです。現在は人事部長候補として、経営幹部と肩を並べて生き生きと活躍されています。

まとめ:あなたの市場価値はもっと高い。一歩を踏み出そう

日々の激務に追われていると、どうしても「自分なんてこの程度だ」と視野が狭くなってしまいがちです。しかし、あなたがこれまで積み上げてきた経験は、別の環境では、現状の評価されていない経験やスキルが、転職市場で高く評価されるケースもあります。まずは自分のキャリアの棚卸しから始めて、眠っている可能性を解き放ってみませんか?

八幸商事で、激務から脱出し理想の年収を掴みませんか?

毎日の業務量に追われ、正当な評価を得られていないと感じる人事を、私たちは全力でサポートします。あなたの市場価値を引き出し、年収500万〜650万円以上を目指せる最適な求人をご提案いたします。

一覧に戻る矢印
language